漆喰ってすごい

漆喰は、空気中の二酸化炭素を吸収して硬化していく地球に優しい左官材料です。施工の後、長い年月をかけて漆喰の主成分である消石灰(水酸化カルシウム)が、元の石灰岩と同じ成分の炭酸カルシウムに戻ります。身体や環境にやさしい、多くの機能を持った左官材料です。

燃えない

漆喰は不燃性のため、万一の火災の時にも安全性が高いです。

(化学合成建材は、有毒ガスを発生する恐れがあります。)

呼吸する

多孔質の素材が呼吸することで、調湿や消臭など様々な効果を生み出します。

調湿する

空気中の余分な水分を吸収し、乾燥時にはそれらを放出します。結露しにくい室内環境をつくることが出来るので、カビも生えにくくなります。

悪臭分解

ニオイのもとを吸着するだけでなく、それらが石灰のアルカリと反応して別の成分に変わることで悪臭が繰り返すことがなくなります。

菌にも強い

主成分の消石灰が強アルカリ性の素材なので、漆喰表面は多くのカビや菌などが繁殖しにくい環境になります。

掃除らくらく

無機素材であるため、表面に静電気がたまりにくく、ホコリが払いやすい環境になります。